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安定した高収益を生み出す”田舎戦略”のススメ

安定した高収益を生み出す”田舎戦略”のススメ

名前が価値を伝える


名前は”呪”と言うことについて書き続けています。

実はこの呪文使いの達人がいます。
1月に初めて彼からその話を聞いた時はびっくりしました。
凄い感性です。

実は昨日の日記を書きながら彼の話が書けたらもっと分かりやすいだけどな~、と考えていました。
でも、人の事例ですからね勝手には使えません。


出来るだけ自分の話で伝えていこう、そう思って書いたところ、その当の本人からコメントがきてしまいました。


マッキーさん
>ねむの木のマスター お久しぶりです。

>自宅が引越だったのでヤフーが繋がらずご無沙汰
>してました。

>ところで「呪(しゅ)」ですか。
>いやー奥が深い。
>どの辺りからの知識でしょうか?
>私は仏教本です。陰陽師が流行った頃に
>興味を持って読み漁りました。
>その頃に「呪(しゅ)」の事を知り目から
>ウロコ状態でした。

>さて私の所も飲食店ですが他の人が聞いたら「?」
>と言うメニューがヒットしています。

>客単価やヒット商品はメニューブック上でコントロール出来るのですが、やはりメニュー名は重要な
>要因ですね。

>最近のヒットは「べっぴん盛り」「レタス君!」です。

>お刺身盛合わせ→べっぴん盛り
>HOT OIL サラダ→レタス君!

>こんな感じでメニュー名を変更しました。

>もちろんレスポンスも計測しています。

>ちなみに
>お刺身盛合わせ 1皿/日→ べっぴん盛り 4皿/日

>HOT OIL サラダ 0.5皿/日→レタス君!5皿/日

>でどちらもヒット商品になりました。

>もちろんマスターの言われている通り、自分の店の
>お客さんの心の琴線に触れる言葉を考えています。
-----


いや、もう凄いですね。
私がマッキーさんを呪文使いの達人という意味が分かっていただけるでしょう。

しかも、数字の計測までしてあります。

ここは大事です。
感覚的にやっても良いのですが、こうやってきちんと計測することでお客さんとどの程度きちんとコミュニケート出来ているかが正確に分かってきます。


でも、なんで名前を変えただけで売れるのでしょう?
なぜ、お客さんの心に触れる言葉を使うことで売れるのでしょう?


”呪”に続いて”言霊”と言う言葉で説明してもいいのですが、それをやると少し怪しくなりすぎますね(笑)

これはあくまでも私の考えですが、そうすることでそこに商品価値と価値を感じるお客さんとの関係がスムーズに発生するからだ、と思っています。

商品価値とそれを感じるお客さんとの関係性というと、なんだかややこしいですね。

その話はいつか機会を見て別に語りましょう。


大事なのはコミュニケーションが成立することで”価値が伝わる”ということです。

それは、コミュニケーションを深めることで他人に”あなたの価値”が伝わり、より深い交友関係(場合によっては恋愛関係)が発生するのと同じです。

分かりますか?


それと一つ注意して欲しいこと。

”ベッピン盛り””レタス君!”
このネーミングで売れるのはマッキーさんのお店で、マッキーさんのお客さん相手だからです。
マッキーさんの店の持つ価値がその価値にふさわしいお客さんに”呪”をかけている。

表面を真似しただけと、多分思ったほどは売れないはずですよ。
気をつけられて下さいね。



・・・・・・・・・・・・・

あっ、でも真似がダメとも思いませんよ。
真似して同じ結果が出ればOK。
でも思うような結果が出なければ「なぜだ?」と検証する。


単純に真似すれば何とかなるわけではない、というだけです。




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